頭蓋骨の裏側(DIARY) 過去の日記(2004年3月〜)

2016年8月の日記 


●8月4日(木) お盆日程

 出したばかりの短編がもうゲラになってもどってくる。
 恐怖。
 今月はお盆日程で、11日あたりから15日まで休みになるので、その分、締め切りが早くなる。
 年末年始も同じですね。
 9日必着で出版社にもどさなくてはならない。雑誌は光文社の「小説宝石」。


●8月5日(金) ヴェネツィア・ルネサンス

 国立新美術館のヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち。
 ベッリーニからクリヴェッリ、カルパッチョ、ティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼなどなど、日本ではなかなか見られない作品が多い。
 アカデミア美術館所蔵の作品展。
 図録はパス。

 サントリー美術館のガレ展は興味がないので、パス。

 東京ステーションホテルの中のバーで夕食。


●8月10日(水) 雑誌の校了

 お盆進行のため、雑誌の締め切りがいつもより早い。
 今日が22日発売の雑誌用の短編の校了なので、メールで直しのやりとりをする。

 『小説宝石』の9月号に掲載予定。


●8月17日(水)

 オリンピックより高校野球のほうを見ている。

 埼玉代表、花咲徳栄高校、敗れる。わりと近くにある学校なので、応援している。
 エースの高橋温存、二番手先発で大量失点、取り返せずに負け。横浜、履正社につづく同じパターン。
 好投手がいると、監督も悩むねえ。3人の好投手、ベスト8の前に甲子園を去る。投手生命を考えたら、高橋にとっては負けたほうがよかったのか(なんてことはないよね)。


●8月22日(月)

 台風9号、関東に上陸、北へ。
 仕事場に行かず、自宅で仕事をする。

 スティーヴン・キングの『ミスター・メルセデス』読了。

 本日発売の「小説宝石」9月号に、「再会」を掲載。


●8月23日(火) 出版バブルの時代

 銀座の三笠会館で編集者と待ち合わせ。
 11月発行予定の再文庫化作品のゲラを受け取る。
 全部で600ページ。めまいを覚えるほど長い。
 オリジナルは1990年代で、あのころは出版バブルで小説は長いほうが売れていた。
 恐るべし、出版バブル。


●8月25日(木)

 新作を中断して、再文庫化作品のゲラ校正。
 600ページのうち、100ページチェック。
 昭和のにおいのする作品だなあ。


●8月27日(土) ホームページを存続するかどうか考え中

 ニフティのホームページサービスが、9月の下旬で終了する。
 移転のやり方は教わったのだが、なかなか面倒くさいので、これを機にサイトを閉めようかどうか考え中。

 もうホームページの時代は終わっているのかも。


●8月31日(水)

 夏枯れの8月、終わる。


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